インド個人旅行の市内での移動手段

個人旅行はツアーと異なって自分の好きなようにスケジュールを組める反面、移動手段やホテルなどを全て自分で手配しなければなりません。

 

インドはごく一部の大都市を除き地下鉄などは殆ど整備されておらず、観光地にはまずありません。

また、バスについては現地語で行き先が表示されていることが多く、外国人が利用するにはかなりハードルが高いです。

 

そこで、日本人がインドで個人旅行をするときの、現地での移動手段についてご説明します。

 

<準備>

1.モバイルWiFiルーター

個人旅行をする場合、最低限、日本でのモバイルWiFiをレンタルすることは必須です。

インドは東南アジアなどと異なり、今のところどこでも公共のWiFiを拾えるという環境ではありません。

WiFiがなければ、Googleマップでの位置確認などもできませんし、とても危険です。

インドでSIMカードを購入する場合も、アクティベートまで12時間ほどかかるため、それまでの間はネットを使える環境がありません。

 

2.SIMカード

後ほど説明しますが、インドのSIMカード(携帯電話番号)があると旅行が非常に便利です。

SIMカードニューデリーやムンバイなどの大きな空港で購入することができます。

※チェンナイは空港で購入することはできません。

空港で購入できなかった場合には市内の至るところにあるVodafoneショップ、airtelショップで購入する必要があります。

ショップまでの移動が不安な場合は、かなり割高ではありますがホテルの人に空港まで迎えに来てもらい、ホテルのフロントで近くのVodafone/airtelショップの場所を聞いてから行くと良いと思います。

また市内のショップで買う場合にはインド人の知人の氏名と電話番号を要求される場合があります。

ホテルのフロントに事情を伝えて、名前と電話番号を貸してもらえないか相談すると良いでしょう。

 

<移動手段>

1.オートリキシャー

いわゆる流しのタクシーのようなものです。

乗るときに行き先を告げて、値段交渉をして乗車します。

いつでも降りられるのでそこまでの危険はないのですが、必ずしもメーター制で走っているわけではないので値段交渉でよくトラブルが発生します。

また、ごく稀にではありますが、方向音痴なドライバーによって(悪気はないにも関わらず)訳の分からない所へ連れていかれることがあります。

私の場合はチェンナイ市内の地理を理解しており、タクシーで帰って来られたので良かったのですが、知らない街で、しかもWiFiも繋がらない状態でそのような問題が発生したら大変です。

なので、大都市の市内であれば基本的に問題はありませんが、郊外などでは避けた方が無難かも知れません。

 

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2.UBER

UBERは世界中で使われているタクシーの配車アプリです。

アプリでタクシーを呼ぶことができ、呼んだタクシーがどこにいるのか、いくらかかるのか、などが全て決められているため、面倒な値段交渉は不要です。

アプリをダウンロードすると電話番号の登録を求められますが、日本の電話番号で登録することができます。

そして、現金払いも可能ですが、日本のクレジットカード・デビットカードを登録し、そのカードで支払をすることもできます。

 

このように、UBERは必ずしもインドの電話番号がなくても利用することができますが、インドのSIMカードがあるとより便利です。

なぜなら、UBERのドライバーから電話がかかってきて「どこで拾うんだ」「どこで降ろすんだ」ということを質問されることがあるからです。

なおこの時、ドライバーが全く英語を喋れず、ヒンディー語など現地語で話をされて何を言っているのか分からないことがあるので、その時は近くを歩いている人を捕まえて電話を渡し「ここがどこか、ドライバーに説明してください」などとお願いすることもあります!

またSIMカードがあれば、タクシーが全然来ないときに、こちらから電話をすることもできます。

 

3.OLA

アメリカ発のサービスであるUBERに対し、OLAというインド独自の配車アプリがあります。

OLAはUBERと異なり、登録時にインドの電話番号を要求されますので、インドのSIMカードを購入する必要があります。

また、非居住者の外国人がOLAを利用する場合には現金しか利用できません。

※OLAにはインドで発行されたデビットカードしか登録できず、また身分証としてインドの身分証が要求されます。

金利用の場合、例えばなかなかタクシーが来なかった場合にキャンセルをしようとしてもキャンセルをすることができないので、外国人が利用するにはリスクがあります。

 

ただ、OLAにはUBERにはないメリットがあります。

それは、OLAパッケージと呼ばれるものです。

 

UBERの場合、単発の利用しかできません。

従って、例えばチェンナイ市内から郊外のマハバリプラムという観光地へUBERで行った場合、帰りはまたUBERを呼ばなければなりません。

しかし、UBERの車は基本的に市内しか走っていないので、マハバリプラムではなかなかUBERを捕まえることができず、市内へ帰ってくることができません。

一方、OLAの場合には「12時間 2200ルピー」と言った使い方をすることができます。

従って、マハバリプラムに到着したらドライバーに待っていてもらい、帰るときにまたドライバーを呼んで同じ車で帰ってくる・・・ということが可能なのです。

しかし、ごく稀に電話をしても繋がらず行方不明になってしまう、という信じられないドライバーがいます。

この場合はOLAの本部に電話でクレームを入れるのですが、インドでは最悪の事態を想定して行動するというのが鉄則なので、車を降りるときに荷物を置きっぱなしにしない、車が見つからなかった時に備えて帰りのバスは調べておく、などの対策は必要です。

 

4.チャーター

もしOLAを利用するのが煩わしい場合、値段は上がりますが、レンタカー会社に運転手付きの車をチャーターすることもできます。

フォートラベル、LGトラベルなどの会社があります。

 

インドの移動はとにかくハードルが高いのですが、計画を立てて臨めば不可能なことではありません!