インドの障害者雇用

先日、インドでの障害者雇用に関するセミナーに参加しました。車椅子の人達や目の不自由な人達が参加していました。

 

インドにも障害者がいるのは当然なのですが、初めてお会いして改めて衝撃を受けました。

 

インドは歩道の至る所に穴が開いており、車が右から左からやって来て、バスや電車の段差も半端ではなく、健常者でも歩くのが大変です。

 

殆どの駅にエレベーターが整備されている日本ですら大変なのに、インドの障害者の方はどうやって暮らしてるんだろうと思ったら、やはり家から中々出られないそうです。

 

しかも日本のように障害者年金などの制度もなく、企業に対して障害者雇用を法律で(罰則付きで)義務づけているわけでもないので、一度障害者になってしまうとやはり貧困に陥ってしまうそうです。

 

インドに住んでみて、インドの貧困は死と直結しているように感じるので、問題はとても深刻です。

 

それはさておき、開催者も出席者も全員インド人というセミナーに参加したのは初めてでした。ニュース英語の1.5倍くらいの猛烈な速度でディスカッションが繰り広げられており、30%くらいしか聞き取れず自信喪失しました。

 

参加していたのは世界企業のエリート社員ばかりで、砂糖を「スガール」、木曜日を「スルスデイ」と呼んでるローカルのインド人とは本当に別世界と感じました。

 

よく世界ジョーク集で「最も優秀な国際会議の議長は、インド人を黙らせて日本人を喋らせる人だ」などと言いますが、本当に色んな人が次から次へと延々と喋るので、グループディスカッションでも本気で割り込んでいかないと全く発言できません。

 

インドに来て3ヶ月経って、会計系の英単語にはある程度慣れてきてスタッフとのやり取りも前よりはスムーズになってきたものの、障害者関係の単語は殆ど知らなかったので、単語を調べてる間に議論が先に進んでいて、1〜2回しか発言できませんでした。

 

隣にいたインド人に「インド人はたくさん話しても殆どが無駄話で、中身は30%くらいしかないから、30%聞き取れれば大丈夫だよ」と慰められたものの、久々に打ちのめされたので、これから改めて気を引き締め直して頑張ろうと思いました。

f:id:kaigai_life:20181202222330j:image