インドの停電事情

昔よりマシになったとは聞くものの、やはりインドは頻繁に停電が発生します。ショッピングモールで買い物をしていて突然真っ暗になったとき、外国人である私達は初めての出来事に狼狽しましたが、非常灯がつくとインド人達は何事もなかったように買い物をしています。ちょうど、日本で地震が発生したときに外国人はビックリするものの日本人は平然としているのと同じです。それだけ、インドでは停電が頻発しているということです。

週に2~3回は停電が発生するので、今では停電があっても全く驚かなくなりました。

※大雨が降ると必ずと言って良いほど停電します。

停電が頻繁に発生する社会を象徴することとして、インドの不動産選びでは、停電になったときの自家発電装置(バックアップ)があるかどうかがとても重視されています。 停電の時、全く電源バックアップがないと冷蔵庫の中のものが腐ってしまうのです。

家探しのとき、オーナーが「バックアップがある」と言っても、照明と扇風機だけのバックアップだったりもしますので、要注意です。「冷蔵庫と冷凍庫もバックアップされるのか」は確認する必要があります。私達のアパートは100%のフルバックアップで、3日くらいの停電(洪水だと3日くらい停電になるらしいです)なら全ての家具家電が持ちこたえられます。

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この装置は300万円くらいで購入した自家発電装置だそうで、毎月かなりの額の維持費を払っているそうです。

 日本で「停電」というと、町全体が真っ暗になって都市機能が麻痺し大混乱する・・・というイメージがありますが、インドは頻繁に停電が発生する分、逆に停電が発生しても都市機能が麻痺しない仕組みが整っています。停電と言っても、基本的には部分的な停電で町全体が広域で停電するということは少ないようですが、比較的広い地域が停電している場合でも携帯電話なども繋がります。信号は消えていますが、信号のある所には大抵警官がいて、普段暇そうにしている警官が停電すると忙しくなります。

 

信号機や携帯電話の基地局にはバックアップが整備されているのかも知れません。

 

また、一度だけ見たことがあるのですが、街の至る所に(暇そうな)警官が常時待機しており、信号が消灯していた場合には近くの警官が交通整理をしていました。

 

日本のように電車が大規模に発達しているわけではなく車やバスでの移動が多いため停電が発生したからと言って通勤できないわけでもありません。

 

チェンナイの場合、11月ごろの雨季の時期に年によっては大洪水が発生し、その際に3日以上停電してしまって各地のバックアップも持たなくなり食品が腐ってしまって大変なことになったことがあったようなのですが、それは本当にレアなケースです。

 

停電が発生すると何かと不便ではあるのですが、基本的には致命的なことにならないような仕組みが整っていて、日本でイメージする停電ほど恐れる必要はありません。